JCAS連携研究成果報告 一覧
JCAS連携研究成果報告1 | |||
「発展途上諸国の農村開発」 | 山田睦男 編 | ||
発行日 1998年6月30日 | |||
表紙・目次 | |||
発展途上諸国の農村開発 | 山田睦男 | ||
第I部 農村開発の理論と実践 | |||
農村開発論の展開 | 水野正己 | ||
バングラデシュ農村開発実験 ──関わりの作法 |
海田能宏 | ||
第II部 農地改革と農村開発 | |||
新自由主義経済と農地改革 ──ラテンアメリカの場合 |
石井 章 | ||
フィリピン国民国家における農地改革と農村開発 | レスリー・バウゾン原著 / 山田睦男抄訳 |
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第III部 農村の伝統と合理性 | |||
コンゴの農村開発 ──政策と社会の対応 |
武内進一 | ||
新たな作物の導入による在来農業の変容 ──タンザニア、ザンビアの事例 |
高村泰雄 | ||
西スマトラ州パダン高原高地湖周辺域の土地利用変化 | 中野和敬 | ||
高度成長下ジャワ農村の変容 ──インドネシア天水農業の事例 |
横山繁樹 | ||
第IV部 貧困とエスニシティ | |||
アルゼンチンにおける貧困問題 ──ブエノスアイレス州とトゥクマン州の事例 |
宇佐見耕一 | ||
農村と都市のエスニシティ ──グアテマラのインディオとラディーノ |
小泉潤二 | ||
執筆者一覧 |
JCAS連携研究成果報告2 | |||
「オセアニアの国家統合と国民文化」 | 須藤健一 編 | ||
発行日 2000年3月31日 | |||
表紙・目次 | |||
序論 島嶼国の今日的問題 | 須藤健一 | ||
第I部 政治のかたち | |||
1.パラオの政治学1947-1994 ──「合意の政治」の終焉 |
遠藤 央 | ||
2.ミクロネシア連邦ヤップ州の伝統的首長と政治統合 | 柄木田康之 | ||
3.フィジー諸島共和国憲法 | 橋本和也 | ||
4.トンガ王国の民主化運動 | 須藤健一 | ||
第II部 経済のありかた | |||
5.島嶼国と「民衆中心の開発」 ──ソロモン諸島におけるエコツーリズムの事例から |
関根久雄 | ||
6.極小島嶼国自立の比較研究 ──太平洋とカリブ海 |
高橋康昌 | ||
第III部 文化の表しかた | |||
7.カストムとカスタム ──オセアニアにおける伝統概念研究の批判的考察 |
吉岡政徳 | ||
8.第8回太平洋芸術祭調査に向けて | 山本真鳥 | ||
第IV部 近代化と医療 | |||
9.PNGの近代化と疾病構造の変化 ──感染症から成人病へ、そしてまた感染症 |
稲岡 司 | ||
10.ソロモン諸島国のマラリア対策と部族間紛争 | 川端真人 |
JCAS連携研究成果報告3 | |||
「熱帯林における生物多様性の保全と利用」 | 吉田集而 編 | ||
発行日 2000年7月31日 | |||
表紙・目次 | |||
序論 「地域研究と熱帯林」 | 吉田集而 | ||
1.生物多様性と生態系特性 ──植物のまとう衣に注目して |
安部琢哉 | ||
2.生物多様性に関する法制度 | 磯崎博司 | ||
3.西スマトラ州におけるミナンカバウ族農村の植生構造 ──シピサン村の事例 |
米田 健 | ||
4.インドネシア東カリマンタン州スブル地区の地域経済と焼畑 | 曽田 良 | ||
5.開発と保全の社会的リンク ──タイにおける環境援助と住民参加 |
佐藤 仁 | ||
6.地域環境における抑圧と抵抗をめぐって ──インドの環境運動、チプコの論理 |
金沢謙太郎 | ||
7.西アフリカにおける土地制度と森林 ──北部ナイジェリアの事例 |
増田美砂 | ||
8.エコ・ツーリストと熱帯生態学 | 池田光穂 | ||
おわりに | 吉田集而 |
JCAS連携研究成果報告4 | |||
「酒をめぐる地域間比較研究」 | 吉田集而 編 | ||
発行日 2003年1月31日 | |||
表紙・目次 | |||
序文 | 落合雪野・赤嶺 淳 | ||
第1章 穀類の酒 | |||
1.中国の白酒の蒸留と酒花 | 高山卓美 | ||
2.酒になった穀物ならなかった穀物 | 佐藤洋一郎 | ||
3.タイ国の酒産業 | 寺本祐司 | ||
第2章 糖の酒 | |||
4.熱帯アフリカのハチミツ酒の系譜 ──ケニア山麓での調査から |
安渓貴子 | ||
5.東南アジア島嶼部におけるヤシ酒文化序論 | 赤嶺 淳 | ||
第3章 乳酒 | |||
6.モンゴル族の乳酒 ── 乳利用の進展に伴いカビ利用と訣別か |
越智猛夫 | ||
7.内陸アジアの遊牧民の製造する乳酒に関する微生物学的研究 | 石井智美 | ||
第4章 麹酒 | |||
8.伝統酒としてのマッコルリ | 鄭 大聾 | ||
9.もうひとつの麹酒圏 ──カリブ海麹酒圏 |
吉田集而 | ||
第5章 飲酒文化をめぐって | |||
10.古代インドの儀礼における酒の利用 | 永ノ尾信悟 | ||
11.ウォッカの起源と民俗 | |||
12.森林焼畑農耕民の酒造りと飲酒の機能 ──エチオピア西南部の事例を中心に |
佐藤廉也 | ||
第6章 酒の未来 ──日本社会の変化とともに |
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13.日本の酒税制度 ── 現実とビジョン |
西谷尚道 | ||
14.これからの酒研究の展望 | 栗山一秀 |
JCAS連携研究成果報告5 | |||
「西アジア社会の重層的構造」 | 松原正毅・後藤 明 編 | ||
発行日 2003年3月31日 | |||
表紙・目次 | |||
序文 | 松原正毅 | ||
基調報告 | 後藤 明 | ||
第I部 ディシプリンから見た西アジア社会の重層性 | |||
1.西アジアにおける先史時代文化の重層性 ── ウバイド期の墓制形成 |
小泉龍人 | ||
2.イスラーム法における遺産からの「神の債権」の履行について | 柳橋博之 | ||
3.市場論とアジア経済の重層性 | 原 洋之介 | ||
第II部 西アジアにおける国家と重層性 | |||
4.エジプト知識人と文化的重層性 ── ガマール・ヒムダーン著『エジプトの個性』をめぐって |
長沢栄治 | ||
5.パレスチナ/イスラエルにおける地域の重層性 | 臼杵 陽 | ||
6.オスマン帝国の重層性 | 鈴木 董 | ||
第III部 西アジアを越えて | |||
7.バスマチ運動におけるエンヴェル・パシャ | 帯谷知可 | ||
8.歴史と伝説の重層性 ──西アジアにおける imitatio Alexandri |
山中由理子 |
JCAS連携研究成果報告6 | |||
「オセアニアの国家統合と地域主義」 | 山本真鳥・須藤健一・吉田集而 編 | ||
発行日 2003年12月26日 | |||
表紙・目次 | |||
序論─オセアニアの国家統合と地域主義 | 須藤健一・山本真鳥 | ||
第I部 エスニシティと国家統合 | |||
1.クリスティアン・カランブーのなかのフランス、フランスのなかのクリスティアン・カランブー ──フットボールが紡ぐ「民族」の記憶とアイデンティティをめぐって |
佐藤幸男 | ||
2.誰がダンスを踊るのか? ──第8回太平洋芸術祭へのミクロネシア地域の参加 |
安井眞奈美 | ||
3.悲劇的歴史の記憶と血の共有 ──バナバ人とキリバス人の差異および連続性 |
風間計博 | ||
第II部 先住民と国家統合 | |||
4.ニューカレドニア ── 共同体の語りにみるカナク・アイデンティティー |
江戸淳子 | ||
5.この土地は私のものではない、 この土地は私そのもの ── オーストラリア先住民の権利回復の背景 |
窪田幸子 | ||
第III部 クーデター後の国家統合 | |||
6.フィジー政治の論理 ── 国民統合政府の理念と現実 |
東 裕 | ||
7.国民和解と国家再建 ── フィジーにおける2000年クーデターをめぐる論争 |
橋本和也 | ||
第IV部 紛争・災害と国家統合 | |||
8.紛争とコンペンセーション ── なぜソロモン諸島政府は支払うのか |
関根久雄 | ||
9.「民族紛争」下の住民たち ──ソロモン諸島マライタ島避難民の移住パターンと生活戦略 |
宮内泰介 | ||
10.災害対応に見る脆弱性 ──1998年アイタペ津波災害からの復興支援と被災者 |
林 勲男 | ||
第V部 国家統合の力学 | |||
11.地域・国家・エスニシティ ──太平洋島嶼フォーラムの地域紛争への対応 |
小柏葉子 | ||
12.ミクロネシアの経済自立と自由連合 | 小林 泉 | ||
13.上からの統合、下からの統合 ──サモア社会の国民統合と村落構造 |
山本真鳥 | ||
14.メラネシアにおけるナショナリズム ──独立運動と分離運動 |
吉岡政徳 |
JCAS連携研究成果報告7 | |||
「現代ペルーの社会変動」 | 遅野井茂雄・村上勇介 編 | ||
発行日 2005年3月31日 | |||
表紙・目次 | |||
序文 | 遅野井茂雄・村上勇介 | ||
第1章 クリオージョ・インディオ・メスティーソ ──現代ペルーの人種・民族関係理解のための予備的考察── |
後藤雄介 | ||
第2章 チョロのイメージと有力者たち | 佐々木直美 | ||
第3章 歴史とポストコロニアル ──ペルー、ウチュラハイ村事件と先住民族のテロ経験── |
細谷広美 | ||
第4章 リマにおける社会移動とグローバリゼーション ──社会階層と空間の再編成── |
山脇千賀子 | ||
第5章 変動する社会における政治の変化と連続 ──ペルーの政治文化からみたフジモリ政権とその後── |
遅野井茂雄 | ||
第6章 民主主義化のパトロン・クライアント関係 ──リマ市エグ・アグスティノ区の事件研究から── |
富田与 | ||
第7章 ペルーの政党を分析する視角をめぐって | 村上勇介 | ||
第8章 リマ市における小零細企業の企業間連携 ──地区別、業種別にみた水平・垂直統合、下請関係の可能性と問題点── |
安原毅 | ||
第9章 1990年代ペルーにおける労働法制改革とその社会的影響 | 小倉英敬 | ||
第10章 ペルーの環境政策の新展開 ──「生物多様性」国家戦略とアマゾン・インディオ── |
小林芳樹 | ||
第11章 現代エクアドルの社会変動 ──予備的考察── |
新木秀和 |
JCAS連携研究成果報告8 | |||
「植民地都市の研究」 | 中川文雄・山田睦男 編 | ||
発行日 2005年3月31日 | |||
表紙・目次 | |||
はしがき | 山田睦男 | ||
第I部 序説 | |||
1.ヨーロッパ諸国の植民地主義、植民地都市建設と独立新国家の文化状況 ──ボリビアのラパスとモロッコのカサブランカに関する考察を含めて── |
中川文雄 | ||
2.プラサとパティオ ──イスパノアメリカ都市解読のための試論── |
山田睦男 | ||
第II部 ラテン・アメリカ都市の形成 | |||
3.スペイン語圏・カリブ海地域の比較都市史試論 ── サント・ドミンゴ、サン・ファン、ハバナ── |
志柿光浩 | ||
4.インディアス法にみるスペイン系植民都市の建設 | 横山和加子 | ||
5.ブラジル南部三州地域の「移民都市」にみる「都市」のプランニング | 中岡義介 | ||
6.リスボン大震災と啓蒙都市の建設 | 金七紀男 | ||
第III部 ラテン・アメリカ都市の発展 | |||
7.キト旧市街における権力とエスニシテイ | 新木秀和 | ||
8.二つの壁 ── リマの社会構造に見る政治ダイナミズムの淵源── |
富田与 | ||
9.パナマ市における都市社会空間の構造的特徴とその変容 | 石井久生 | ||
10.都市の給排水システムの発展と植民地起源都市 | 荻原八朗 | ||
11.植民地起源都市ボコタの発展と都市行政 | 幡谷則子 | ||
12.ブラジル都市自治体の行政能力に関する規模別考察 | 山崎圭一 | ||
第 IV 部 アジア、アフリカ、北アメリカの諸都市 | |||
13.サハラ以南のアフリカにおける植民地起源都市 ── 諸類型と特性── |
日野舜也 | ||
14.トロントにおける都市発展 | 村山祐司・佐藤慎吾 | ||
15.「条約都市」から「改革・開放都市」へ ── 中国の現代化と都市の発展(1842-2004)── |
安藤正士 | ||
16.植民地起源都市ジャカルタの性格変遷 ── 一極集中の意味── |
大橋厚子 | ||
17.フランス領インドシナの植民地都市研究序説 ── ハノイとサイゴン・チョロン── |
高田洋子 |
JCAS連携研究成果報告9 | |||
「Art and Identity in the Pacific: Festival of Pacific Arts」 | Edited by Matori YAMAMOTO | ||
発行日 2006年2月28日 | |||
Cover・Contents | |||
Preface | Matori YAMAMOTO | ||
The Eighth Festival of Pacific Arts: Representation and Identify |
Matori YAMAMOTO | ||
Art and National Identity: A Case of Papua New Guinea |
Yukio TOYODA | ||
Expressing Pacific Identities Through Performance: The Participation of Nations and Territories of Western Micronesia in the Eighth Festival of Pacific Arts |
Manami Yasui | ||
Dancing and Tattooing the Imagined Territory: Identity Formation at Heiva and the Festival of Pacific Arts |
Makiko Kuwahara | ||
Performance and mediation: A Historical View of Traditional Music and Dance Presented in the Festivals of Pacific Arts 1972-2000 |
Junko KONISHI |