第八回地域研究談話会を下記の通りおこないます。今回は地域研究統合情報センター・准教授の帯谷知可氏に話題提供していただきます。オープンな研究会ですので,興味のある方は分野・所属に関わらずお集まりください。
ただし,今回は開始時刻が通常とは異なり,16:00からですのでご注意ください。
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発表者:帯谷 知可氏(地域研究統合情報センター・准教授)
題目:帝政ロシアの植民地的な「知」の一体系としての「トルキスタン集成」研究に向けて
日時:1月22日(火):16:00~17:30(開始時刻が通常と異なります)
場所:地域研究統合情報センターセミナー室(稲盛財団記念館2階213号室)
摘要:報告者はここ数年、地域研の所蔵する「トルキスタン集成」のデータベース化に取り組んできたが、今後このコレクションを帝政ロシアの中央アジアに関する植民地的な「知」の一体系として位置づけ、このコレクションの全体像の把握と、編纂史や編纂に関わった人々の関係性などを通じて、帝政ロシアが中央アジアにいかなる眼差しを向け、中央アジアに関するいかなる「知」を構築しようとしていたかを明らかにしていきたいと考えている。今回の報告では、研究の基本構想を提示しつつ、「トルキスタン集成」資料本体とは別に存在するインデクスのもつ意義を検討する。
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