ウェブ上でデータを可視化する技術は日進月歩である。データの複雑な可視化が可能となっただけでなく、多くの人が利用できる汎用的ソフトを使った簡便な可視化が可能となった。京都大学地域研究統合情報センター(地域研)の地域情報学プロジェクトでは、ウェブデザインの第一人者である渡邉英徳氏(首都大学東京)と協力して、この可視化技術を応用した地域研究のためのデータ分析システムや、一般社会の人たちとデータを共有するための仕組みづくりを検討している。本研究会では、これまでに地域研で構築したデータベースを題材に、地域研究のためのウェブデザインの応用について考える。
日時:1月17日(金)14:00~17:30
場所:稲盛財団記念館3階大会議室
アクセス:アクセスマップ
プログラム案
14:00-14:10 「趣旨説明」 柳澤雅之(地域研)
14:10-14:40 基調講演 「データを紡いで社会をつなぐ」
渡邉英徳(首都大学東京 システムデザイン研究科)
14:40-15:30 「インドネシア・アチェ大地震・津波被害からの復興‐記録と記憶の可視化」
西芳実(地域研)・荒木佑介(首都大学東京 システムデザイン研究科)
15:30-15:45 休憩
15:45-16:15 「僧侶の移動と地域社会-東南アジア大陸部上座仏教徒の社会距離の可視化」
ジュリアン宮本ブルドン(地域研)・小島敬裕(地域研)・原田真喜子(首都大学東京 システムデザイン研究科)
16:15-16:45 「フィールドノートの記録の可視化とテキスト分析」
柳澤雅之(地域研)・山田太造(東京大学史料編纂所)・高田百合奈(首都大学東京 システムデザイン研究科)
16:45-17:30 コメント+総合討論
京都大学地域研究統合情報センター地域情報学プロジェクト研究会
京都大学地域研究統合情報センター共同研究ユニットCIAS所蔵資料の活用