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2014/12/17 「災厄からの再生のための記録と記憶の〈場〉――せんだいメディアテーク・3がつ11にちをわすれないためにセンターからの報告」

「災厄からの再生のための記録と記憶の〈場〉――せんだいメディアテーク・3がつ11にちをわすれないためにセンターからの報告」

 共同研究「災厄からの再生のための記録と記憶の〈場〉-災害・紛争後の記憶をつなぐ実践・支援とその可能性-」の研究会を開催します。
 2001年に開館した「せんだいメディアテーク」は建物やプログラムのあり方を構想する段階から人々の声に開かれたあり方によって,新しい公共性を体現する場として注目を浴びてきました。2011年の東日本大震災の発生直後からは,「3がつ11にちをわすれないためにセンター」をその中に設け,映像動画などのアーカイブ活動,てつがくカフェ,展示,民話の収集,インターネットラジオなどさまざまな試みを行ってきました。最新のアーカイビング技術を駆使すると同時に,人と人のつながり,声にならない人々の声を残す活動を行っているといえます。
 今回,わすれないためにセンターに当初からディレクターとしてかかわってこられた北野央氏をお迎えし,わすれないためにセンターの機能とともに,そこに関わる人々の思いをお話しいただき,記録と記憶の〈場〉に関する議論を広げることができればと思います。

             記

日時:2014年12月17日(水)13:00~15:30

場所:京都大学地域研究統合情報センター2階セミナー室

プログラム:
13:00~13:10 趣旨説明 寺田匡宏(総合地球環境学研究所)
13:10~14:10 発表
        「記録と記憶の〈場〉としての3がつ11にちをわすれないためにセンター」(仮題)
        発表者 北野央氏(せんだいメディアテーク・3がつ11にちをわすれないためにセンター・ディレクター)
14:10~14:30 休憩
14:30~15:30 ディスカッション

以上
写真:せんだいメディアテーク3がつ11にちをわすれないためにセンターの様子