地域おこしとキャラクター文化―次の「くまモン」は生み出せるか?-
近年、ゆるキャラ・ご当地ヒーローなど、さまざまなキャラクターを用いた地域振興が注目を集めています。
本シンポジウムでは、『テヅカ・イズ・デッド』(NTT出版)などの著作でキャラ・キャラクター概念の問い直しを行い、現代文化におけるキャラクターの役割について論じた伊藤剛氏を迎え講演いただくとともに、福井という地において、キャラクターを活用し、地域振興との結びつきを試みている/試みようとしている方々に、そのとりくみについてお話を伺い、地域においてキャラクター文化が持つ可能性について考えます。
1)日時 2015年1月24日(土)13:00~16:30(12:30受付開始)
2)会場 仁愛大学 A303 (〒915-8586 福井県越前市大手町3-1-1)
仁愛大学へのアクセス
※スクールバス利用可(武生駅前12:35発/大学16:40発)無料
※第一駐車場利用可(無料)
3)出演者(敬称略)
【講 演】 伊藤剛(東京工芸大学芸術学部マンガ学科准教授)
【出 演】 清水 健太(越前市商業・観光振興課)
ポピュラー文化研究会(仁愛大学人間学部コミュニケーション学科)
【討論者】 伊藤遊(京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター研究員)
村田麻里子(関西大学社会学部准教授)
【司 会】 山中千恵(仁愛大学人間学部コミュニケーション学科准教授)
4)内容
近年、ゆるキャラ・ご当地ヒーローなど、さまざまなキャラクターを用いた地域振興が注目を集めています。しかし、そもそもなぜ私たちの社会は、このようにキャラクターを愛し、それによって地域イメージを表現しようとしているのでしょうか?
本シンポジウムでは、『テヅカ・イズ・デッド』(NTT出版)などの著作でキャラ・キャラクター概念の問い直しを行い、現代文化におけるキャラクターの役割について論じた伊藤剛氏を迎え、そもそも私たちにとってのキャラクターとは何なのか、という問題を考えます。そのうえで、たけふ菊人形(福井県越前市)の公式マスコットキャラクター「きくりん」や、仁愛大学人間学部コミュニケーション学科のキャラクター「仁愛戦隊コムレンジャー」など、福井という地において、キャラクターを活用し、地域振興との結びつきを試みている/試みようとしている方々に、そのとりくみについてお話を伺い、地域においてキャラクター文化が持つ可能性について考えます。
また、本シンポジウムは、現代文化の一部としてのポピュラー文化の役割について検討し、そうした理論的考察を地域の中で実践的に検証する、仁愛大学人間学部コミュニケーション学科の学びと研究成果を広く公開するものでもあります。
5)参加対象 どなたでも参加可
6)参加方法 申込不要 先着200名
7)料金 無料
8)主催 仁愛大学人間学部コミュニケーション学科
共催 仁愛大学地域共創センター
京都大学地域研究統合情報センター共同利用共同研究拠点(山中千恵個別ユニット)マンガミュージアム研究会
9)参考
きくりん https://twitter.com/takefu_kiku
仁愛大学人間学部コミュニケーション学科
http://www.jindai.ac.jp/department/human/communication/
仁愛戦隊コムレンジャー https://twitter.com/pken_com
『テヅカ・イズ・デッド』 http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100001602
マンガミュージアム研究会 http://mangamuseum.blogspot.jp