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2015/01/30 ワークショップ「カラムの時代」と現代を結ぶ ――マレー・イスラム定期刊行物の翻字復刻・電子アーカイブ化

  地域研では、1950年代から60年代に東南アジアのムスリム社会で広く読まれていた雑誌『カラム』(Qalam)の記事をローマ字翻字したデータベース「Qalamデータベース」の制作をマレーシアの関係機関と協力して進めてきました。
  ◇カラム雑誌記事データベース (Qalam Articles Database) http://majalahqalam.kyoto.jp/
  総合雑誌である『カラム』はシンガポール、マレーシア、インドネシアなど国境を越えて東南アジアのムスリム社会で読まれ、豊富な写真資料などから当時のムスリム社会の生活や思索の跡をたどれるだけでなく、1950年代末からは東南アジアのムスリム同胞の事実上の機関紙となるなど、貴重な史料ですが、ジャウィ(アラビア文字表記のマレー語)で書かれていたこともあり、これまで十分に活用されてきませんでした。
  本ワークショップでは、マレーシア側の協力機関であるクラシカメディアの専門家を招き、ジャウィで書かれた定期刊行物のローマ字デジタルアーカイブ作成の意義と今後の展望を考えます。
 また、希望者がいましたらジャウィ講習会も行います。教材準備の都合がありますので前日までに西までお知らせください。
 
◆ワークショップ「カラムの時代」と現代を結ぶ――マレー・イスラム定期刊行物の翻字復刻・電子アーカイブ化
  日時:2015年1月30日 (金)  午後2時30分~5時00分
  会場:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(213号室)

 プログラム
  開会挨拶
  原正一郎(京都大学地域研究統合情報センター・センター長)
  報告
  ノルジアティ・モハマド・ロスマン(Norziati Mohd Rosman、クラシカ・メディア)
  坪井祐司(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
  コメント
  柳澤雅之(京都大学地域研究統合情報センター)

 関連URL
  『カラム』研究プロジェクト(Qalam Project)
  http://personal.cseas.kyoto-u.ac.jp/~yama/film/event/20150413sepet.html
  カラム雑誌記事データベース(Qalam Articles Database) 
  http://majalahqalam.kyoto.jp/