シンポジウム「近代建築史の最先端」第11回
東アジア近代建築史研究の回顧と展望―『東アジアの近代建築』から30年
日時:2015年11月29日(日)10:00‐18:00
場所:建築会館301+302会議室(東京都港区芝5‐26‐20)
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主催: 日本建築学会建築歴史・意匠委員会近代建築史小委員会
後援:京都大学地域研究統合情報センタ一、名古屋大学重要文化財馬場家住宅研究センタ一、金沢大学新学術創成研究機構
参加費: 会員1,500円、会員外2,000円、学生1,000円(資料代含む、当日会場でお支払いください)
定員:50名(申込先着順「建築学会HP:催し物・公募」よりお申し込み下さい)
https://www.aij.or.jp/index/?se=sho&id=1277
趣旨・目的
1985年開催のシンポジウム「東アジアの近代建築J(東京大学生産技術研究所村松貞次郎先生退官記念事業会主催)を契機とし、東アジア地域の近代建築史研究は、少数の研究者による個別研究から、組織的・国際的研究にシフトしていった。それから30年、都市・地域聞の建築関係史や、各建築の意味が多角的に明らかになる中で、近代建築に対するひとびとの理解や愛着も格段に深まった。本シンポジウムでは、東アジア近代建築研究の歩みを振り返りつつ、その現代的課題と可能性を議論する。
プログラム
司会
西津泰彦(名古屋大学/近代建築史小委員会前主査)
田所辰之助(日本大学/近代建築史小委員会幹事)
10:00-11:50
序―東アジア近代建築研究の回顧
回顧1:黄俊銘(中原大学)
回顧2:尹仁石(成均館大学)
回顧3:西津泰彦(前掲)
回顧4:山形政昭(大阪芸術大学)
回顧5:包慕萍(東京大学)
13:15-15:00
第1部―東アジア近代建築史研究の現在
基調講演1:藤森照信(東京大学名誉教授)
発表01:谷川竜一(金沢大学)
発表02:白 佐立(東京大学)
発表03:砂本文彦(広島国際大学)
発表04:水田 丞(広島大学)
発表05:陳零蓮(ウルフソン・カレッジ/ケンブリッジ大学)
スライドショー:増田彰久作成「写真にみる東アジア近代建築」
15:40-17:15
第2部―世界の中の東アジア近代建築史研究
基調講演2:村松伸(東京大学)
発表06:角哲(北海道大学)
発表07:林憲吾(総合地球環境学研究所)
発表08:山田協太(京都大学)
発表09:徐東千(韓国国立中央博物館)
発表10:鮎川慧(京都大学)
17:15-18:00
意見交換
角哲、砂本文彦、谷川竜一、林憲吾、山田協太
18:00-
まとめ
内田青蔵(神奈川大学/近代建築史小委員会元主査)