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画像データベース

石井米雄コレクション(1957~1970)

故石井米雄・京都大学名誉教授(1929-2010)により、1957 ~ 2010 年までに収集された図書・研究資料や調査地で撮影された写真などの修正である石井米雄コレクション、映像「道は、ひらける―石井米雄と東南アジア研究」、「石井米雄の歩んだ道」、「石井米雄がうみだした著作」から構成されるデータベースである。図書・冊子体では約10,000 点のうち2,567 点、抜刷・研究資料等6,906 点、写真資料約5,000 点が検索でき、東南アジア地域研究やタイ史・法制度研究、言語研究に重要な資料群を含む。また本データベースは、仮想書架やPC 上で動作する書誌情報から抽出されたキーワードにもとづくオントロジー向き検索が可能である。

東南アジア大陸部・西南中国(1981~)

 現・京都大学地域研究統合情報センター教員(林行夫)によるタイ、ラオス、カンボジア、ミャンマー、雲南省(西双版納・徳宏)に広がる上座仏教文化圏でのフィールドワークの記録。1981年から今日までの東北タイ農村、市場開放政策直後のラオス、中国云南省西双版納、徳宏での仏教寺院や諸民族の集落、1993年以降のカンボジアには多様な宗教儀礼とともに仏教徒社会の動態が示されている。

地域研究画像データベース(アジア・アフリカ)

 地域研究者によるフィールドワークでは、一次資料として多くの写真が撮影されるが、出版などの形で一部が公開される以外、未公開の状態に置かれる場合が多い。そこで、フィールドで撮影された写真データを収集する為のプラットフォームとして、また、公開する際には地理データの主題地図を背景として様々な情報を視覚的に複合した閲覧が可能となるように、このデータベースの構築が計画された。 現在このデータベースで採用されている主題図は、アトラス・標高・地表被覆・土壌・言語分布・人口密度分布・地質の7種類であり、その他に複数キーワードによる全文検索を利用することができる。データの収集は関連する21世紀COEプログラム「世界を先導する地域研究拠点の形成」によって派遣された研究者・大学院生らの協力を仰ぎ、現時点で約600点収蔵されている。今後も継続的に収集を行う予定でいる。

 また、このデータベースの基幹部分を用い、使用者が自由に独自の主題地図を差し替えて利用することが可能な、一般化された写真閲覧システムの公開を準備中である。

満洲国ポスターデータベース


1925年9月26日から1941年12月8日までの満州国・関東州に関するポスターおよび宣伝ビラの画像データベースである。データ件数は、ポスター176 点、伝単(宣伝ビラ)167 点、合計343 点が収納されている(2013 年3 月1 日現在)。制作機関は、満洲国、関東州の軍、行政機関、企業、民間団体などだけでなく、満鉄ポスターのように日本国内で制作されたものも少なくない。日本国内制作分は、日本人を「異郷の地」である満洲に導くため、あるいは日本人に満洲イメージを定着させるために作成されたものである。一方、満洲制作分は、満洲国政府による政策や儀礼・儀式に関するものが多いという特徴がある。原資料の所蔵機関は、おもに祐生出会いの館(鳥取県西伯郡)、函館市立中央図書館である。

戦前期東アジア絵はがきデータベース

 戦前に発行された絵はがき約2500 点を収録し、その対象地域は「日本内地」「朝鮮半島」「台湾」「樺太(>サハリン)」「満洲・モンゴル」「中国(華北)」「中国(華中・華南)」「極東シベリア」「南洋(太平洋西部)」を含む。原資料は、地域研の所蔵分だけでなく、提供されたデータ画像にも基づいている。データの更新作業が課題。

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